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人間のある行為とイメージの新しい関係性を探る研究で制作した映像装置。
箱の穴から4本の紐が出ている。それを引っ張ると、映像のフォークの歯が様々な形に曲がり出す。
紐の長さや重さは映像と同期していて、手元と映像の中にある物が離れながらつながっているのだという身体的な実感を呼び起こす。
インターネットの雑多な中で、ある1つと1つがつながっているというリンクの感覚を、子供の頃お祭りでやった紐くじの手元の紐と遠くの物がつながっていて嬉しくなった初めてのリンクの現実なつながりに置き換え、フィジカルなフィードバックのある映像装置で表現することを試みた展示作品。
(Arduino, Processing)